しゃぼん玉
「店長~なんですか?」


「あっナツちゃん。
あんなぁ、明日遅番がどうしても人足らんねや。
悪いんやけど入ってくれへんかなぁ?」



「あっはい。いいですよー。」


私は軽く返事をした。


「そうか!ありがとうなっ。
仕事内容なぁ早番とちょっと違うけど、
まぁいけるやろ。
勇にゆうとくから、あいつに教えてもらって。」



「はーい。」


と返事をし、勇くんか…。


と私は少し考えていた。


勇くんとはあれから何度かあっているけれど


交代の少しの間だけなので


ろくに話もした事がなかった。


勇くんは少しクールな感じで、愛想はよく輪の中にいるけれど


自分から率先して話す人ではなかった。



いつも気になるのは、あの瞳。



一体何を感じているんだろう。


何を思っているんだろう。


少しでも話ができればいいなぁ。



そんな事を思いながら

その日は眠りに落ちた。。
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