バツ2彼氏

「大事にしたいって気持ちは嬉しい。でもね、あたし先生と…」


でも…

先生にもっと先生に愛されてみたいー。

いやらしい気持ちじゃなくて、純粋に先生のものになりたいの。




「…そうだな」

先生がフッと微笑む。

「でも まだ昼間だからなぁ。早くねーか?」

先生のちょっといやらしい笑顔に、あたしは赤面する。

「まずはパーティだろ? ケーキ買ってあるんだから」

「そうだよね~」

「料理の仕上げ、まだだから前田も手伝えよ」

「…ん!」




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