バツ2彼氏

そんな『セクシー教師』が、不機嫌そうに私を見下ろす。

「だから何で学校に…」

「今日休みだから。見学に来ちゃった♪」

「来ちゃったって…」


南高校の校門。

ちょうど生徒達が下校する時間帯。

ちょっと覗くつもりで来たら、たまたま先生が校門の前に立ってた。

だから つい声掛けちゃったというワケー。




「結局、アド教えても来てるじゃねーか!」

先生が私の頭を軽く叩く。

「だって~~っ」

< 14 / 210 >

この作品をシェア

pagetop