バツ2彼氏

あたしは少しだけ胸を撫で下ろす。


「じゃあ、そろそろ切るね。今までありがと。ごめんねっ!」

『あ、まえ…』

「バイバイ、先生ー」





あたしは一方的に電話を切った。

そして胸元のネックレスをギュッと握り締める。






これで本当にもう終わり。


バイバイ、先生ー…。











< 191 / 210 >

この作品をシェア

pagetop