バツ2彼氏


「教えてくれなきゃ、南高の校門で待ち伏せしてやる」

「何じゃそれ」

「本気だよ」

「…わーかったよ」

先生はため息交じりに携帯を取り出す。

あたしの勝ちだね。




「メールするからね、先生」

「はいはい」




やや強引だったけど、あたしは先生のメアドを手に入れた。





< 8 / 210 >

この作品をシェア

pagetop