バツ2彼氏
そりゃあ健くんもいるし、今だって交流あるよね。
家に来たっておかしくないよ。
だけど…
「前田?」
先生があたしの顔を覗き込む。
「ごめんな。無神経だった」
「…」
「怒ってるの?」
「…怒ってないよ。それよりさ」
「ん?」
「あたし、ちょっと太ったかな? 服きつくてさ」
あたしはタンクトップをめくって見せる。
無理とギリギリのところまで。
「…そうか?」
先生は心なしか赤くなってるみたい。
「ちゃんと見てないでしょっ」