涙の枯れる頃
倉庫





「…あ、あの~…。……放して…下さい…」
「ああ゛?」
「い、いえっ!!!!」

ヒェェェッ!!!
…怖いよぉ……雪っ!!助けて!!!


あの、楽しかった鬼ゴッコから一変…。


私、何故か拉致られています―――…。

それも……
“暴走族”に―――…。


……何で?
分かんないけど、超怖い。

「…雪ぃ……」
私は心を少しでも、落ち着かせる様に、雪の名前を呟いた


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