涙の枯れる頃
その言葉を聞いて、心が落ち着くのを感じた
「…俺も風呂入ってくる」
え?
また、一人になるの?
「……我慢しとけ。寝るなよ?」
「…うん」
「…ちゃんと、髪拭いとけよ」
日向は私の頭を撫でて、風呂場に行った
…寂しいよ。
私はソファーに寝転がった
「……一人にしないでよ…」
だんだんと瞼が重くなってきた
眠気に勝てず、
「……ひゅう…がぁ…」
日向の名前を呟いて、眠りに落ちた
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