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「俺まじめに働く」

「今までまじめじゃなかったのか?コラ!」

圭矢に一発かるくボディーブローをかます

「ごめんかなり不真面目だった」

真剣なまなざし

「ほんとに?」

「ほんとです。ごめんなさい」

すごく悲しそうな顔するから

「私が許してあげましょう(笑)」

って私からほっぺにチュ

圭矢の顔がすごく赤くなって

「ありがとう」

って笑った

カーテンから朝の光が差し込んで

その笑顔がまぶしかった

朝ごはんはトーストに目玉焼きにコーヒー

ごく普通のシンプルな朝ごはんだったけど

今までで一番おいしい朝ごはんに感じた





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