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瞳ってもしかしてこの瞳さんの事？

シゲと言う人が
俺の名前を瞳に出したってどういうことだろう
瞳さんに直接聞くしかないかな…

「すみません瞳さん。ここまでしてもらって悪い事ききますけど、本当に俺の恋人なんですか？」

花を変えている瞳さんの顔が一瞬こわばった

「何言ってるのよ。ほら見て水上スキーとかゴルフとか一緒に写真うつってるじゃない」

そう言ってカバンの中から手帳を取り出すとそこに挿んであった写真を俺に見せた

どれも瞳さんとツーショットの写真

でも俺の表情はどれも一緒に見える

この写真心から笑っていないそんな気がする…

この人は竜崎という人が言うみたいに本当の恋人じゃないのか？

じゃあ誰なんだ？

頭が混乱していく

とにかくこの人のお世話にはなれない…

「瞳さんすみません　お世話になりました」

そういってベットからおりて服を着替えようとすると瞳さんが俺の腕に抱きついてきて放さない

「イヤあなたは私のモノなんだから帰さないわよ」

そういってしがみついて放してくれない

でももしこの人の他に俺に本当に恋人がいるならその人に悪いから

「やっぱり瞳さんのお世話にはなれないです。すみません」

そういって瞳さんを振りほどこうとしたら急に瞳さんが自分から離れて俺に写真を突きつけてきた