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俺の心臓がわしづかみにされたように痛くなった
…
「急に…タバコ吸いたくなって…」
ウソをついた
「は?タバコ?」
っとホッとした様子で真奈美が急に笑い出す
「タバコ買いに出かけて、迷子になって頭殴られたってこと?」
その笑顔に思わずうなずいてしまった
「よかった」
そういって今度は真奈美が俺に抱きついてきた
「考えても考えても急に出て行った意味がわからなくて…よかったそんな理由で」
俺の心がまたわしづかみにされた
また罪悪感…
データを取り戻したら全部本当の事を真奈美に伝えよう
もうこれ以上真奈美にウソはつけない
本当のことを言おう
「俺、明日京都に帰るよ」
「私も一緒に帰りたい」
って強く抱きしめられた
なんともいえない感情が押し寄せてきて
俺は真奈美にキスをしてそしてそのままベットに押し倒した
そんな強引な俺を真奈美はそのまま優しく受け入れてくれた