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朝コーヒーのいい匂いで目が覚めた

「ごめん起こした?」

そういいながら朝ごはんを用意してくれている真奈美がまぶしかった

「フレンチトースト作ってみました」

そういいながら朝食を運んできた

「実はあんまり料理作った事なくて…へたくそでごめん」

見ると少しこげている

でも食べると抜群においしかった

「おいしいやん」

そう言った俺をなぜか叩いてくる真奈美

「痛いって!」

そういいながら手をつかむ

真奈美が少しムスっとして

「カレーの時もそういってほしかったのに…」

とつぶやいた

あのときのカレー一人で食べたのかな?

「ごめん…今度作ってよ」

そういったら
真奈美がニコッと笑って

「がんばる」

って言ってフレンチトーストを食べだした








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