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「あと、場所も、相手の指定した場所だと「わからないかも…」とか、自分の方面だと「喫茶コロンブス」とか架空の名前を使うとか」

「うわーそれ詐欺!」

「そうなんだけどね(笑)でも客は必死で探すよね。そこでポイントを消費する事もできる。会う前に必ずポイントを0にする」

「もし、途中でポイントを加算したらどうするんですか?」

「それが目的じゃん!(笑)」

あっそうか(笑)仕事なのを忘れてた(笑)

当たり前の突っ込みに思わず赤面

そんな私の恥ずかしい気持ちをよそに柴崎さんは淡々と続きをしゃべりだす

「ポイントを加算したら、1000ポイント以上ならそのキャラが死んでもOK。ポイントを削れるだけ削る。」

「それ以下ならどうするんですか?」

「それ以下で一人のキャラで削れないようなら男がいる場所にもう1人か2人か釣りキャラを出現させてつれるのを待つ」

「つれなかったらどうするんですか?」

「その場合は女の子もポイントを買っていることにして、女の子のポイントがなくなる事にして「入金してくるから」って連絡を絶つ

「うわー」

(策略の匂いに興奮する)

興奮度は超マックス!

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