MAIL

「ねえ!圭矢ってばー」

現実の世界

「ちょっと寒いー!この公園に圭矢と二人っきりなんてうれしー」

そういって女が俺の腕にまとわりつく

夏前なのに寒いわけないやろ

正直ウザイ

ブルルル

ポケットの中で携帯のバイブ音がなる

奴らが着いた合図だ

「ごめん俺トイレ行って来るちょっと待ってて」

そういって離れる

そして帰って来たときそこには女はいない

今頃は車の中で犯されているだろう

そしてまた冷たくさめた俺に戻る

夜中の2時過ぎ...

ナナもう寝たかな...

<寝てる?>

返事がかえってこない

やっぱり寝てるのかな...


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