【完】殺人者恋愛事件
妙に笑顔の泰斗が怖い。


恐ろしい。



「だって……外に出たいんだもん」



「はぁー…」



泰斗は大きなわざとらしいため息をついた。



なんで殺人者に
ため息つかれなきゃいけないのよっ!



最低!!



ため息つきたいのはこっちのほうなのに。




そんなことを考えていると…突如、倉庫の外で銃声が聞こえた。



2発目の銃声は1発目より近くて、思わず耳を塞ぎたくなった。


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