【完】殺人者恋愛事件
泰斗は目を見開いて驚いていた。



でもすぐに微笑むと

「そっち行っていい?」


と尋ねてきた。



「…いいよ」






泰斗が私の部屋へ上がってきた。



トントン。



「…はい」


ガチャ…



ドアが開くと、目の前には久しぶりに間近で見る泰斗の姿があった。



「…お母さんたちはいないの?」



「お仕事」



「へー…」



泰斗は適当に相槌をうつと、私の横に座った。

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