【完】殺人者恋愛事件
「好きではないわ。


泰斗も、同じなはずよ」



え……?



好きじゃない…?



日向くんも同じ?



どういうこと?



雛姫さん、絶対日向くんのこと好きだと思っていた。


でも違ったみたい。



いやでも…



どうも引っ掛かる。



「じゃあなんでこんな朝一に日向くんのもとへ?」



「…あなた、子供のくせにいちいちしつこいのよ。

そんなに気になること?」


雛姫さんの口調が強くなり、なんだか私は恐くなった。
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