【完】殺人者恋愛事件
得体の知れない女と二人きり…。



日向くん、早く起きて…!


なんて、殺人者に助けを求めてる私っておかしい?



「そういうあなたこそ、泰斗のこと好きなんじゃないの?」



意外な言葉が返ってきて、私はドキッとした。



「…す、好きなわけないじゃないですか!

私は人質の身ですよ!」



何考えてるの、雛姫さん。


私が殺人者なんて、好きになるわけない。



平気で人を殺す、最低な生き物。

< 31 / 201 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop