【完】殺人者恋愛事件
泰斗って、日向くんのことよね?



なんで日向くんが出てくるの??



「やっぱり……好きなんじゃ「好きじゃない!!」


雛姫さんは、大きな張りのある声で私の言葉を遮った。



雛姫さんはキッと私を睨むと、押し倒されている私の胸ぐらを掴んだ。



そして私の顔に、自分の顔を近づけた。



「私はね、あんな奴タイプじゃないの。
もっと強引でリードしてくれる魅力的な男が好きなのよ」




「…いいえ違うわ!!
あなたは日向くんが好き!!
あなたは昨日も今日も…
恋してる目で日向くんを見てた!!」

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