【完】殺人者恋愛事件
「雛姫さんって、一体何者なんですか?」



冷静なフリをする私だけど、心臓はもうすでにバックバク。



緊張や、何されるかわからない恐怖に、私はもう限界になってきた…。




すると。



「私のことを、なんであなたなんかに言う必要があるのかしら?」



雛姫さんはニコリともせずに、私をチラッと睨んでそう答えた。



その様子を、日向くんは無言で見つめていた。



「……で、でも」



「私に逆らう気?

今度はあのくらいじゃ終わらせないから」


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