【完】殺人者恋愛事件
いつの間にか寝てしまってた私は、帰ってきた日向くんに起こされた。



「…お前、いつまで寝てんの?」



日向くんはそう苦笑いし、近くの椅子に腰掛けた。



シャッターはもうすでに閉まっており、反対側にある小さな窓からは光が差し込んでいた。




もう…朝?



私、どれくらい寝ていたんだろう。



「ったく、ガキだなー」



呆れ顔の日向くんを見て、もう怒ってないんだなって少し安心した。




なんで安心したのかはわからないけど。


< 66 / 201 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop