【完】殺人者恋愛事件
ただ同じ歳ってだけなのに、最初は動揺してしまって……



一緒にいると、結構いい面も見えてきて…。



殺す気力さえなくしてしまった。



もう、神山を殺すことはできない。



だってもう、俺の中では神山はすでに特別な存在になっているから。




………そんなこと、前から気づいてた。



気づいてたけど、気づかないフリをしてた。



でも…



もう少し、気づかないフリしてていい?



俺は殺人者なんだ。
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