【完】殺人者恋愛事件
日向くんは、私の顔の横に自分の顔を埋めた。



もう少しで日向くんの唇の先が、頬に当たりそう…。



こんな体験、今までに一度もしたことなんてなくて、私の心臓の動悸は高まるばかり。



止めてくれそうもなかったので、私は日向くんの名前を呼ぶことにした。



「…たい……と…」



「よく出来ました♪」



そうニカッと笑った泰斗に、また胸がドキドキした。


最近の私、ホントにおかしい!!

< 99 / 201 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop