MAKIA no.4 (続・MAKIA no.3)
「?なんで笑っているのですか?」

まだ笑っている。
訳が分からない。

「いや、ズバッと言うなぁと思って。確かにあの人の部屋の床に足をつけたことがない」

本当のことを言っただけなのに。
何が面白いのか。


・・・でも、


嫌気はない。



彼の笑い方は、見ていて温かくなる。



「何故、研究所に協力してくれたのですか?」

ずっと不思議だった。

誰も、ロボットとの赤ちゃんを産みたいなんて思うはずがない。
< 18 / 26 >

この作品をシェア

pagetop