MAKIA no.4 (続・MAKIA no.3)
side MASAYA
―――
――――――
桜井マサヤ、大学4年生。
・・・最近、暇だ。
暇すぎる。
最大の難関・論文も書き終えてしまった。
昔から文章を書くのだけは得意で(だけ、が重要)、あっさりと突破してしまったのである。
することもないし、彼女もいない。
友人と遊ぼうにも、彼らはまだ難関をクリアしていない。
合コンは苦手だ。
人前が苦手だから。
そんな僕は、ある日、大学へ行く道にある電柱に、張り紙を見つけた。
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桜井マサヤ、大学4年生。
・・・最近、暇だ。
暇すぎる。
最大の難関・論文も書き終えてしまった。
昔から文章を書くのだけは得意で(だけ、が重要)、あっさりと突破してしまったのである。
することもないし、彼女もいない。
友人と遊ぼうにも、彼らはまだ難関をクリアしていない。
合コンは苦手だ。
人前が苦手だから。
そんな僕は、ある日、大学へ行く道にある電柱に、張り紙を見つけた。