素直になれたら
家が真向かいだから、
いつもあたし達は登下校一緒。

でも学校につくと…

「拓也ぁぁ~っ//」
「かっこよすぎ~//」
「きゃーっ//」


…こんな感じで
拓也に近寄れなくなる。
まるで別世界な感じ


まぁ、こんなぶっさいくな
あたしとは不釣り合いだもんね…



ちょうどその時、

「おい」

「ふぇっ?!?!」

「お前…話聞いてたのか?」

「あっ、ごめん…」

「ったく…。
俺今日からお前と一緒に
登下校できねぇから」


………ん?
今、なんて言ったの?


「………」

「ずっとってわけじゃないから」

「……う…ん」


あたしの頭の中は疑問点ばかり。

今までこんなこと一回もなかった。


< 2 / 6 >

この作品をシェア

pagetop