私は先生のお嫁さん
「………宿題、忘れるなよ?」

俺がそういうと千里の顔はだんだん暗く…(笑)

「宿題、見てほしいな。」

少し涙目?に上目ずかい。
それに、なんだか心なしか千里が大人っぽい感じがする。

…コイツ俺がこの顔に弱いって分かってるのか?
いや……。千里はそんな女じゃない。

その…天然の魅惑?に俺は弱いんだよな。

「あぁ、いつでもどれでも見てやるよ。仕方ないな。」

「へへっ(笑)ありがとう、南。」

そう言うと今度は思いっきりニコッと笑った。

さっきまで…大人っぽい風に見えた千里が今度は子供のような感じに見える。

まったく、コイツを見ているといつまでたっても本当に飽きない。
むしろずっと見続けていたいな。

「キャハハッ」

千里が笑ったら心愛も声をあげて笑った。
俺は…そんな穏やかな時間が凄く落ち着きいいな、と思った。

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