私は先生のお嫁さん
「凄かったねぇー!
帰り、買い物が楽しみ。」

「そうだな(笑)」

ただいま、散歩から帰ってきてホテルの部屋に戻るところです。
心愛は疲れて南の腕の中でぐっすり夢の中。


「ごめんな…千里。」

急に謝って来た南。どうしたんだろう…。


「ん?なんで?」

「…俺ら、二人の旅行ってする前に三人での旅行、計画しちまってさ。」

なーんだ、そのことか。

「なんで?私はいいよ。三人は三人の楽しみ方があるし。」

確かに…まわりからの視線はかなり浴びたりしたけど、私は南と心愛といられる時間が凄く幸せなんだから。

「だけど……」

「じゃあ…いつか、二人でいろんなところを旅行しよう?

いろんな所に私を連れてって。」

「あぁ、わかった。約束する。」

「…あれ、誰?」

「ん?


あ、おふくろ!?」

あの変な変装は間違いなくうちのおふくろだ……。

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