私は先生のお嫁さん

ドキドキなデート

『千里…千里、起きろ。朝だぞ?
今日はデートだろ?』

「や…ん……もっと寝かせて…。」

『あぁ、千里。
朝から襲って欲しいのか?』

なんか南の声がすると思ったらズシッと重さを感じた。
……が、眠気に負けてそのまま放置していた私。

なんでこの時、私は起きなかったんだろうか。


「ん…ちょ…や…!何…!?」

深く深くキスをされ、服の中に入ってくる誰かの手。
やだ…なんで!?
南は!?南と一緒に私、寝ていたはずなのに…!


「や、やだ…!南!助けてぇ…!」

「……千里、お前マジで大丈夫?」

「ふぇ…!?」

南の声に驚きゆっくりと目を開けると、耳に手を当てながら伏し目をしながらこちらを見つめる南がいた。


「み、南…だったの?さっきの……。」

「…俺以外に誰があんなことを千里にする?言ってみろよ。」

「へ、変質者かと…。」

「フハハハ!
お前、なんだよ変質者って!
…俺のキスも手も体で覚えさせてやるよ。


もう、俺だってすぐ分かるようにさ。」


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