私は先生のお嫁さん
「はぁい。」
それから、ホテルに戻り南とのこれでもかってくらい甘い時間を過ごした夜は過ぎ、ついに帰るときが来た。
今はもう、車の中。
皆に見られないように早く帰ろうってことにしたからだ。
運転はもちろん南で私と心愛は後ろに乗った。
隣りのチャイルドシートで心愛は気持ち良さそうにスヤスヤと眠っている。
「せっかく、連れて来てくれたのに…ごめんね。」
やっぱり…、私が、わがままを言ったから帰りを早めたんだし…。
せっかく南が連れて来てくれたのに。
「次、もう一度謝ったらもうずっと連れて来ね―ぞ。」
南は少しムスッとした顔をしてミラー越しにこちらを見ている。
「や、ご、あ、ありがとう…!」
「それでよし。
お前の喜んだ顔を見たいんだから、俺はよ。」
「うん。
あ、そうだ。
今度はさ、3人でゆっくり来よう!」
いつか、私と南が教師と生徒じゃなくなって普通にいろんな所へ堂々と手を繋いで歩ける日が来たら。
その時には心愛だって今より大きくなっていてもっと一緒に楽しめるよね?
それから、ホテルに戻り南とのこれでもかってくらい甘い時間を過ごした夜は過ぎ、ついに帰るときが来た。
今はもう、車の中。
皆に見られないように早く帰ろうってことにしたからだ。
運転はもちろん南で私と心愛は後ろに乗った。
隣りのチャイルドシートで心愛は気持ち良さそうにスヤスヤと眠っている。
「せっかく、連れて来てくれたのに…ごめんね。」
やっぱり…、私が、わがままを言ったから帰りを早めたんだし…。
せっかく南が連れて来てくれたのに。
「次、もう一度謝ったらもうずっと連れて来ね―ぞ。」
南は少しムスッとした顔をしてミラー越しにこちらを見ている。
「や、ご、あ、ありがとう…!」
「それでよし。
お前の喜んだ顔を見たいんだから、俺はよ。」
「うん。
あ、そうだ。
今度はさ、3人でゆっくり来よう!」
いつか、私と南が教師と生徒じゃなくなって普通にいろんな所へ堂々と手を繋いで歩ける日が来たら。
その時には心愛だって今より大きくなっていてもっと一緒に楽しめるよね?