私は先生のお嫁さん

教師と生徒

南の馬鹿。
もしも…今、
私たちの関係がまわりにバレるのは……、

どんなに大変なことなのかわかってない。

私は…南に教師を辞めてほしくない。
だって南、凄く先生って職合ってるもん。

私は…そりゃぁ、生徒って立場でもあるからあまりくっつけないし…辛いけど。

でも…南には先生でいてほしい。

「…大丈夫?」

南は何考えてんだ?って顔で私の顔を覗きこんできた。

「なにが?大丈夫だよ。
大丈夫だけど…」

…自分の手に握られている携帯を見ると辛くなる。いや…呆れる。

私はこんなに南が好きなのに。
なんでここまでするかな?

篤哉だって…私より他に可愛い素敵な子を好きに決まってるのに。

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