私は先生のお嫁さん
高校受験…
私は蓮見千里(ハスミチサト)。
15歳の中学3年生。
まぁ、所謂、受験生ってやつ。
私には、小さい時からずっと大好きな人がいる。
それは……隣に住む10歳年上で幼なじみのお兄ちゃん。
白崎 南(シラザキミナミ)25歳。
南くんとは小さい時から家族ぐるみで仲良しで…昔よく遊んでもらった。
私は優しくてカッコイイ、南くんに昔も今も片想いしている。
だけど…私は南くんの“特別”に私がなれない。
なぜなら、私は知っているから。
南くんには、恋人がいることを。
ううん…いや、違う。
たくさんの女の人がいるから。
私が中学2年生になった頃くらいから、かな…。
その頃から急にお互い、
一緒にいる機会は減ってゆき、そしてその頃から、南くんの家には毎日女の人が来るようになった…。
しかも、その女の人は毎日違う人。
南くんとした約束なんてそんなのは昔のこと。
南くんはもう、私の事なんか……嫌いになっちゃったのかな……。
私との約束なんて…ただの小さい子供の約束だもん。
もう、忘れちゃったのかな…?
昔は…仲良しだったのに。
ねぇ、南君…?
15歳の中学3年生。
まぁ、所謂、受験生ってやつ。
私には、小さい時からずっと大好きな人がいる。
それは……隣に住む10歳年上で幼なじみのお兄ちゃん。
白崎 南(シラザキミナミ)25歳。
南くんとは小さい時から家族ぐるみで仲良しで…昔よく遊んでもらった。
私は優しくてカッコイイ、南くんに昔も今も片想いしている。
だけど…私は南くんの“特別”に私がなれない。
なぜなら、私は知っているから。
南くんには、恋人がいることを。
ううん…いや、違う。
たくさんの女の人がいるから。
私が中学2年生になった頃くらいから、かな…。
その頃から急にお互い、
一緒にいる機会は減ってゆき、そしてその頃から、南くんの家には毎日女の人が来るようになった…。
しかも、その女の人は毎日違う人。
南くんとした約束なんてそんなのは昔のこと。
南くんはもう、私の事なんか……嫌いになっちゃったのかな……。
私との約束なんて…ただの小さい子供の約束だもん。
もう、忘れちゃったのかな…?
昔は…仲良しだったのに。
ねぇ、南君…?