私は先生のお嫁さん
心臓が凄くドキドキいってる…。

南にも聞こえちゃうかな?


「俺、千里が欲しい。
俺に…千里の初めて、頂戴?」

スルッ……

「あ…っ……ん…」

南の手が服の中に……

やっぱ……恥ずかしいよ…!

私…このまま、南と一つになっちゃうの…?

ギシ…ッ

「み…南…ッ」

ドキン……ドキン……

どうしよう…

どうしよう………

本当にこのまま私ー…。そう思ってるとき首や耳にキスをされ…


南の手が…私の胸に…。

ビクン…ッ


そしてついに……私の身を包んでいた服は南によって脱がされてしまった。


こわい…こわいよ…ッ

ドキン…ドキン……


不安と…胸のドキドキが入り混じって凄く怖い…。怖いよ…。


私…まだやっぱり……そう思ったときだ。


涙が溢れてきた……。

いつかは……南と一つになるんだ…って思っていた。

だけど……


こんなに早くその日が来るなんて………

「みな……みぃ…」

そう言った時だった。

「ごめん…。千里が好きで…正直……焦っていた。
この間、泣かせたばかりなのに…。

ずっと……

待っていたから…。

千里が俺のになるのを。だから…つい。」

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