私は先生のお嫁さん

南と私

ついにまた一週間が始まろうとしていた。

心愛は夜泣きをしないみたいで夜もよく眠っている。

「千里、支度できたか？
心愛連れて行くぞ！」

まだ少し早いけど心愛をママに預けるから少し早く家を出ることにした。

「うん！」

買ってまだ取り付けたばかりのチャイルドシートは後ろにある。
だからもちろん、私も後ろに乗る。

「よし、忘れ物はないな。」

「うん、ないよ。
心愛のものは持ってこないでいいって連絡があったから（笑）」

きっと…あの日にママ達も心愛の物を沢山買ったのかな。


「そっか。」

そういうと南は車を走らせた。
心愛は少し不安げな顔をしたけど、私が微笑んだら、微笑み返してくれた。

「あれ？もしかして、お義母さん？」

「え？本当…
ママったらなんで外に？………まさか！」