向こう。
「確かに、この映像からだと俺達が後輩を虐めているように見えるかもしれない。
でもこれは証拠にはならない。
最近の技術なら、この位の合成出来ますよね?
これは罠です。
舞瀬が会長を騙そうと作った罠です。」
「それは違いますよ。」
それに反論したのは坂野だった。
「これを見て下さい。」
坂野は部長の目の前に紙の束を突き付けた。
「これは部員達が病院や保健室から出された診断書です。
どうぞ病院に確認を取って下さい。
いくら技術が巧妙だったとしても、病院まで騙すことは出来ません。
一枚いちまい見れば分かりますが、故意にここまでの怪我は出来ないでしょう。」
「それに若斗が、部長を騙す動機もあらへんしな。
本当のことは、部員が一番よう分かっとる。
せやろ、みんな?」
中森の言葉に部員はしっかりと頷いた。
でもこれは証拠にはならない。
最近の技術なら、この位の合成出来ますよね?
これは罠です。
舞瀬が会長を騙そうと作った罠です。」
「それは違いますよ。」
それに反論したのは坂野だった。
「これを見て下さい。」
坂野は部長の目の前に紙の束を突き付けた。
「これは部員達が病院や保健室から出された診断書です。
どうぞ病院に確認を取って下さい。
いくら技術が巧妙だったとしても、病院まで騙すことは出来ません。
一枚いちまい見れば分かりますが、故意にここまでの怪我は出来ないでしょう。」
「それに若斗が、部長を騙す動機もあらへんしな。
本当のことは、部員が一番よう分かっとる。
せやろ、みんな?」
中森の言葉に部員はしっかりと頷いた。