向こう。
「これでもまだ罠だと言い張りますか、部長、副部長、副会長?」

俺の言葉に会長がついに俺達が望んでいた言葉を言った。

「…三人には相応の処分を取る。」

「おい、お前ら!」

会長の言った言葉に、部長が叫んだ。

「俺達がいなくなったらお前らはどうなる?
俺達がいてやったからここまで強くなれたんだろうが!」

「それは違う。」

俺はみんなを見渡して、再び部長を見た。
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