二度目の恋愛

†死後の恋†

「…い!おいっ!何踏み切りん中入ろうとしてんだよ!しにてぇのかよ!」
「えっ!!???私が見えるの？」
「お前人じゃねぇの？」
コイツ何？私が見えてる？
「何で私が見えるの？アンタ何者？」
私は混乱していた。
「先に俺から質問させろ。お前は人じゃないのか？」「もともとはひとだった。…今はただの霊。多分。」まだ自分がわからない。
「次は私が質問する番。アンタ何者？何で私が見えるの？」
「俺は日向桐夜。ただの高校生。けど人より霊感が強いだけの常人だ。それよりまだ名前聞いてなかったな。」
「木野杏里。元高校生で今は…霊？」
「死んだのか？お前。」
…認めたくはなかった。
「…交通事故。ひき逃げだった。」