いのちの歌。
生と死と。
「おい!巫女!ちょっと来いよ!」
「えっ?」
ガチャと扉を開けて、私はお姫様抱っこされる。
「…どういうつもりですか?」
「こういうつもり!」
バサッ
黒い翼を羽ばたかせ
死神は空高く天へ舞う。
「どこへ行くんですか。」
「ん、俺の仕事場♪」
ってことは…
「人間界?ですか?」
「そゆこと~ん♪」
彼はニコッと笑う。
なんなの…この人…
「よっしゃ!ついた!」
「えっ…」
みると死神は人間界の人がきているような服を着て、人間と馴染んでいた。
「あー…そっか!お前は服に着替えれなかったのか!ちょっと待ってろ!!」
と言って死神はどこかへ走って行った。
すぐに帰ってきた。
「た、ただいま…」
ぜぇぜぇ言ってる…