いのちの歌。


「大丈夫ですか?」

「おう!!よし!これ着てこい。」

みると袋を差し出している。

私は無言でそれを受け取り着替え始める。

「おいおいおいおいおいおいぃ!これでも俺男だぞ!!??お前は女なんだぞ!?わかる!?あそこの扉があるだろ!?鍵閉めてその中で着がえろ!」

「わかりました。」

ガチャ。

扉を開き鍵をしめる。

私はさっさと着替えをすませると、死神のいたところまで戻る。


「これでいいんでしょうか?」

私は死神に尋ねる。

「おう。けっこう似合ってるじゃねーか。」

死神はくしゃっと笑う。

「で、私を連れてきて何をするつもりですか?」

「え、や、あのー…うん。まぁ…うん。」

死神は赤くなりながら

「外を教えてやろっかなって…」


そと・・・?

「外ってここのことですか?」

「おぅ。お前、あんな真っ白い部屋にいて楽しいか?」

私は…



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