Wissenschaft vs. die Magie

終末の光の威力で、M-388の威力を押し切ろうとするルドルフ。

だがM-388もまた、核爆発の規模を増大させ、ルドルフと終末の光ごと、その悪魔の炎で周囲を焼き払おうとする。

何とか今は放射能汚染も魔法の力で封じ込めている形だけれど、ルドルフが押し切られたら最後だ。

この周囲数キロは、最早生物の住めない放射能汚染地域となってしまう。

…どんなに抵抗しても無駄だ。

私は取り返しのつかない事をしてしまった。

今更ながら、禁断の兵器の引き金を引いてしまった業の深さに震える。

逃げる気はしなかった。

この大惨事の責任は私にある。

せめてこの被害が拡大しないように、私はこの場に残ってできる事をしなければ…！

グラヴィティコントローラーを操作して、爆発の威力を少しでも押さえ込もうとする。

その時。