★危険な学校生活★
冴島くんが横を通り過ぎようとした。
すると目があった。
ビクッ。
寒気がした。
あの日の事が思い出されて怖くなった。
冴島「俺、あんたの事ずっと覚えてるからね・・
実はあの日写真撮ったんだよね、あんたを。
逃げても無駄だから。
俺の手の上にだってこと知ってろよ」
思わず下を向いた。
今、冴島くんの顔を見たくない
冴島くんはそれだけを言って、フッと笑って去って行った。
冴島くんの足音が聞こえなくなって、私はやっと動けるようになった。
急いで、クラスに向かう。
チャララーン。
私の携帯が鳴った。
誰からか分からないけどメールが来た。
《えっ、ナンデ・・・
私の携帯何で知ってるの?
どうして、》
開くとメールに添付してあったのは、あの日の乱れている私だった。
朝、冴島くんが言っていた写真とはこれのことだった。
今理解した。
私は、これからどうしていけばいいの?