★危険な学校生活★

ギュッ。
膝に置いていた手に力が入る
あんな出来事、思い出したくない…

ちらりと冴島くんを見るとキッと鋭い目付きで私を見ていた

…コワイ…

ハッと我に帰ると私の肩に颯斗さんの手が乗っていた
…まるで大丈夫だから、話して。僕が着いているから。
勝手な解釈だがそう伝わってきた


由『…はい。
冴島くんに…お、襲われました…』


伯父「恐かっただろうに…
そして今まで弱みを握られていたよね?
冴島くん、携帯電話を貸しなさい。」

冴島「?!なんで!」

伯父「冴島っ」

冴島「はい…」


伯父さんは冴島くんの携帯電話を操作して、私の握られていた“弱み”を表示して私にその携帯電話を渡した


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