★危険な学校生活★

澪「何でって、見てみぃや。
ロッカーの前に雑巾が落ちてたんやで?
そりゃあ、気になって、ロッカー開けてまうやろ。
ホンマ、思おても無いものが出てきてびっくりしたで!」


由『急いで近くにあったロッカーに隠れたんだもん!
しょうがないじゃん!』


いつもの調子で元気よく否定してしまった…

今、鬼ごっこをしているのを忘れていた。



「おいっ!こっちから、女子の声がしたよな?!」

「俺にも聞こえた!」

「この近くにいるぞ!」


由『!!』


澪「隠れるぞ!」


私はまだ出ていなかったロッカーに押さえ込まれた。


由『な、なんで?!』


澪「黙っとれや!」


澪虎が私がいるロッカーに入ってきたから、びっくりした


そりゃあ、驚くよ!


だって、
こんな狭い所に澪虎が!

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