★危険な学校生活★

一人で歩いてると、
後ろから誰かが付いてくる。

怖い!!

すぐ思い付いたのは、告白をしてきた人だと思った。


でも、どうすることもできない。
ただ逃げるだけ、家まで走って帰ることが毎日だった。


2年生になって、
ロッカーに手紙が入っていた。
開いてみると、
「貴方の味方になってあげる。
僕が守ってあげるから。
帰りに体育倉庫に来てください。
今の状況から助けてあげる。」


今思えば、そんな言葉信じちゃいけなかったんだ。
そんな安い言葉・・
「守る」「助ける」
『味方』
そんな存在が私には凄く必要だった。
誰かに頼りたかった。


そんな期待も簡単に裏切られてしまった・・・


放課後、
体育倉庫の中に私は独りで行った



私のそばに誰もいるはずない


?「来てくれたんだ、本当に。」


< 52 / 237 >

この作品をシェア

pagetop