Sugar doll
震える真琴の手を取った

「真琴…
ありがとう。

真琴の言うとおりだよね?


私…
竹内さんに告白する。」


「杏!」


私の言葉に
真琴の顔に安堵が広がる


「当たって砕けたら
拾ってくっつけてね?」

「もうぅぅ~
任せてよ!」


久しぶりに笑った

真琴と二人で
お腹から笑えた



不思議と
気持ちは軽くなっていた


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