Sugar doll
「っつ…!?」
手が震えて
瞳には涙が溜まる
「何を見て勘違いしたのかは
知らねーけど…。
俺は彼女なんていない。」
「…え?!」
竹内さんを見上げると
微かにその顔は
赤かった
「ったく…。
女にこんなことしたの初めてだわ。」
竹内さんがゆっくり
私を抱きよせる
私は
ケーキの入った箱を
抱えたまま
ずッポリ
彼の胸に収まった
そして
降ってきたのは
どんなお菓子よりも
甘い言葉
手が震えて
瞳には涙が溜まる
「何を見て勘違いしたのかは
知らねーけど…。
俺は彼女なんていない。」
「…え?!」
竹内さんを見上げると
微かにその顔は
赤かった
「ったく…。
女にこんなことしたの初めてだわ。」
竹内さんがゆっくり
私を抱きよせる
私は
ケーキの入った箱を
抱えたまま
ずッポリ
彼の胸に収まった
そして
降ってきたのは
どんなお菓子よりも
甘い言葉