Sugar doll
やっとモジャ毛に会えたのに


あいつは
まだ勘違いしてるし


はぁ…


俺はゆっくり
モジャ毛を抱き寄せた

小さな体

そのまま
すっぽり腕の中に納めて

モジャ毛の髪に顔を埋めた

フワフワの綿毛みたいな髪




一回しか言わねーぞ…




嘘…



たぶん
これから
数え切れないほど
言うと思う




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