Sugar doll
「ごめんなさいっっ!!」


私は竹内さんの顔を見ることもせず勢いよく頭を下げた



「え?!」


驚く声が聞こえてゆっくり顔をあげた


そこには
困惑した彼の顔があった



「イブの夜…私、間違えてお酒飲んじゃって…そしたら、そのまま寝ちゃったみたいで!


あ、あと、電話に出たアイツは中学の同級生で、昼間にたまたま会って…遊んで、そしたら、うちの両親が…」



今まで溜め込んだモノを吐き出すように


私は一気に話した
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