Sugar doll
「っ…!」



骨まで溶かすような甘くて優しい声で


そんなこと言われたら…
抵抗なんて出来ない…



おずおずと竹内さんに近づく


「はい。座って。」

ポンポンと自分の横を叩く彼に従って座ると

満足げに竹内さんが頷いた

「本当はシャンパンにしたかったけど、今回はこれで…。」


そう言って銀色の紙を剥がしていくと


「シャンメリー!?」


シャンパンよく似た
でもアルコールが入ってない炭酸飲料が顔を出した
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