Sugar doll
そのまま
俺は杏を抱き上げた


軽々持ち上がる小さな体

壊しそうで
そっと引き寄せる


「っっ!
え!?ああああの?!」



パニックになって暴れようとする杏に止めを指す


「アンタが悪い。
もう、我慢も限界なんだよ?」


「え…!?」


黙りコクった杏の唇にそっと唇を重ねる


熱い…
その感触に一瞬だけ酔いしれて

唇を離した
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